日本財団 図書館


 

?C SGML文書データベースシステムの整備・活用

作成されたSGML文書データはデータベース上に蓄えられるが、利用者はDTDを介することにより、文書データを自在に取り出すことが可能となる。

次のステップとしてはSGML文書データベースシステムのネットワークを通じた活用である。SGMLデータベースに蓄積された文書データを、目的によりプリンタやインターネット、他システムなどの様々な出力先へ配信するという環境を整備していくべきである。

さらに、円滑なSGMLの導入から活用のためには、利用手順のドキュメント化、そのための教育が必要となるだろう。運用段階には、利用者の要望や意見を反映させ、手順の改定やツールの改良といった検討も必要となってくる。

この段階において、必要に応じて文書管理規定の見直しや、電子印を利用したワークフローシステムの導入を検討すべきであると思われる。

 

図6−4 SGMLデータベースの活用事例

 

121-1.gif (62215 バイト)

 

出典:公開資料をもとにNTTデータ経営研究所で作成

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION